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川西台の家
切妻の平屋の家です。
道に面し、建物の正面でもあるため、要素を絞ってシンプルな外観としています。

北面と東面に窓を設けています。
角地で、道からのプライバシーを守りつつ、光と風を取り込んでいます。
また、十字格子の窓は外観を特徴づけるものとなっています。
煙突はペレットストーブのものです。
切妻屋根に煙突と言う、家の最もイメージしやすい外観をデザインしました。

東面には十字の格子が入った窓と、煙突のみが見えます。

玄関を起点に2方向への同線があります。
家の中心にキッチンを設け、その周りを回遊できる平面です。玄関、リビング、廊下を 介し1 周します。

リビングは屋根の形状を生かした、勾配天井です。
南の窓に向けて筒形の空間としています。
キッチンにも格子の窓があり、キッチンに立つと、その窓から更に外の窓へと視界がつながっていきます。

リビング・ダイニングにはペレットストーブがあります。
ソファとダイニングテーブルの間の位置で、空間を分かつ一要素にもなっています。

リビング・ダイニング

キッチンにはリビングに面する窓があります。リビングとキッチンという空間を緩やかに分節しつつ、つないでいます。
リビングからプライベートな空間へ、小上がりの階段を抜けて移動します。空間に変化を感じ、異なる空間への気持ちの切り替えができるよう検討しました。

夜は穏やかな灯りが、落ち着いた空間を作り出します。