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読書の家

コの字型の平面に切妻の屋根をかけています。
コの字型の平面の内側に中庭が有ります。
中庭に面し各室が配置され、プライバシーが守られながら光と風をもたらします。
リビング・ダイニング・・・クライアントは計画の当初、シェーカー家具の分厚い写真集をお持ちになり、素朴な印象の空間をご説明されました。
デザインに際し仕上の素材、家具や建具の有り方を検討しています。

左の壁にある板戸は、開けるとその外に更にガラスの上げ下げ窓が有ります。カーテンなどを使わず、視界や光の調節が出来ます。
リビング・ダイニング・・・ 右側・南面の連続した板戸を開けた所です。
木製建具が二重に有りで、外側はガラスの上げ下げ窓です。
手前に写っているキッチンはデザインし、製作頂いたオーダーの物です。天板はタイル、面材は無垢の木材を使用しています。
中庭を挟み、リビングダイニングが見えます。
中庭の床はタイルで、室内の床から一段下げています。この高さを変える事で空間の連続性のイメージが変わりますが、読書の家では室内外を視覚的に分離した物です。
寝室の隣に読書室があります。
中庭に面する南面(右側)は小窓、雑木林に面する北面(左側)は掃き出しの大きな窓としています。
読書の合間に小窓からは中庭のヤマボウシ、大窓からは雑木の林を眺める事ができます。
南の直射光を抑え、北の安定した光を取り込み、過ごし易い読書の空間としました。
外観夜景
 
concept
 敷地は雑木林に面した静かな環境にあります。建物からの眺望を活かし、寝室・読書室からその風景を楽しむことが出来ます。
 リビングには本のディスプレイ棚、その他書庫、読書室があり、本と読書の空間を計画しています。
 簡素でシンプルな空間を意図しています。使用する木料は無垢を使い、やがて時間と共に美しく変化していく事を期待しています。 

■data 
・所在地:兵庫県加東市
・用途:住宅
・設計、監理期間:2003年11月~2004年11月
・規模、構造:
 ①延べ面積:96.71㎡
 ②木造2階建
・構造設計:正木建築設計事務所
・設備設計:住環境設計室て
・施工:㈱中村建設
photo:玉森潤一

KAWAZOE ARCHITECTS​

​川添純一郎建築設計事務所